たったひとつの正解には強烈な喜びがある
1000ピースのジグソーパズルに再び取り組んでいます。それによる気づきをお届けしたいと思います。
答えはいくつありますか?
私は2012年に魔法の質問認定講師になり、
質問を使ったコーチングを行うようになりました。
魔法の質問とは、主にオープンクエスチョン。
答えが複数ある質問を通して、心と行動にアプローチしていきます。
そのルールは3つ
答えは全て正解
答えは出なくても正解
答えは全て受け止める
このルールを採用してから、人生はより楽しく彩り豊かになっています。
かつて私は最初の離婚について失敗したと思っていましたが
「それもまた正解なのだ」 と受け止めることができました。
二度目の別離についても
「これもまた正解なのだ。彼の正解と私の正解が違っただけなのだ」
と受け止めることができました。
全てが正解、の世界に入って約10年。
答えがひとつしかない世界から離れていましたが、
「答えがひとつだけである」ことの喜びを、最近思い出しています。
「答えがひとつ」の代表例。
昨年から通い始めたそろばん塾。
計算問題の正解は常にひとつです。
そしてジグソーパズルもまた「正解は常にひとつ」の世界でした。
昨年から仕事の関係で「1000ピースのジグソーパズルを組み上げる」という作業を何作品か行っています。
複数やってみてわかってきたのは、「マイクロピース」 の難しさです。
1000ピースあっても仕上がりがA3サイズ、というコンパクトなものです。
マイクロピースの難しさは、ピースの形が全て似ているという部分にあります。
似た形が多いので、うっかりすると間違った場所にハメてしまうことがあるのです。
よくよく見ると形があっていない。 少し空白ができている。
「ぱっと見、正しく思えても、間違っている」場面に苦しめられるのです。
あと5ピースで完成、と思っていても、
今はまっているピースが正しくない場合には、
15個はずして、20個はめる、 という状況が発生します。
それでも正しいピースがパチッとはまった時の快感は、 素晴らしいものがあります。
脳から快楽物質が出ているのが分かります。
そもそも芸術の道を目指した私は、
答えは全て正解、どんなものでも自己表現、と思って生きてきました。
答えがたったひとつしかない世界は私にとっては息苦しいもの。
それでも「たったひとつの正解にたどり着く喜び」をあえて楽しんでいます。
マイダンジョンカードの著者である、黒羽さえりてんてーのコーチングでは
「自分のセクシャリティ (大好きなもの)に忠実であれ」と言われます。
99.99%良いと思っても、0.01%気に入らなかったら、それは違う、と切り捨てる勇気。
ジグソーパズルで言えば、 絶対にここにピタリとはまる、たったひとつの正解。
今ゆっくりと時間をかけて、1時間に3ピース、 2時間で5ピース、と、正解を見つけています。
せっかちなマニフェスティングジェネレーターの私。
かなりの修行ではありますが、脳内快楽物質に助けられて、取り組んでいます。
答えはいくつありますか?
たったひとつを求めて行くのも、悪くないなぁと思う今日この頃です。
答えはひとつでも、 道はいくつもある。
人によって楽しみ方はそれぞれなんだなって思います。
あなたとご一緒できる日を楽しみにしています。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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